薬師如来の眷属にして生まれ年の守護本尊 十二神将
宮毘羅大将像と跋折羅大将像十二神将は、仏が薬師如来の功徳を説いているのを聞いて、
夜叉軍団を束ねる大将たちは、薬師如来の徳の高さに心を打たれ、改心して以後、
「薬師如来に祈願する者、功徳経を唱える者の苦悩を除き守護し続けよう」と誓ったと
伝えられ、夜叉たちは、薬師如来の眷属として十二神将と呼ばれるようになりました。
上部の写真(仏画)は、十二神将の中でも最も有名な、跋折羅大将(ばさらたいしょう)と
宮毘羅大将(くびらたいしょう)です。
宮毘羅大将について宮毘羅大将(くびらたいしょう)は、日本に招来されてから、金毘羅大権現(こんぴらだいごんげん)と呼ばれて海の守り神の信仰が盛り上がりました。宮毘羅大将の梵名は、ワニを意味しており、そのあたりから海上安全などの神様として盛んに祈られました。
現在、四国の金毘羅様として有名な金刀比羅宮は、全国に分霊を持つ大きな神社で
明治時代が来るまでは、大権現信仰が盛んで寺院と神社が一緒になり守ってきたのです。
信仰は寺社が変わっても歴史が変わっても耐えることは無いのですね。