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仏尊の話し(天部)32
疫病を止める神 牛頭天王
牛頭天王像

牛頭天王(ごずてんのう)は、古代インドにおられた守護神で日本に招来されてからは、
日本のスサノウと言う神と習合して祀られるようになりました。

元々は疫病を撒き散らし続ける恐ろしい神でありましたが、天王を供養をする者には、
疫病を退散させる力があり、疫病を恐れた平安貴族たちは、天王を祀る社寺を造り
祭りをして供養をし続けました。
天王は京都の八坂神社などの祭神として祀られ、有名な祇園祭が現在も盛大に行われて
おります。

又、地方に於いては、牛頭天王と薬師如来は同体であると言う、本地仏の信仰が修験や密教の間で興り現在でも薬師堂にご一緒に祀られる
ケースが多いようです。

本地仏について
本地仏とは日本独自の思想で、日本古来の神々(神社の祭神)と仏教の神仏が重なる
神仏混合の信仰によって生まれたものです。

例えば、天照大神の本地仏は大日如来で勝手明神の本地は毘沙門天だとか言う
つまり真実の姿という意味になります。
権現の項でも書きましたが、仏教の神仏が仮の姿で現れ降臨したのです。
それ故、山岳信仰などには多く神社に神主ではなく僧侶(行者)が般若心経などの
お経を唱える事も多くありますです。

少し複雑な気もする方がいるかと思いますが神社と寺院は昔から仲良くやってきた事に
違いはないようですね。

| - | 04:07 PM | comments (0) | trackback (0) |
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